一気に最先端化を目指す日本の製造現場(スズカズ)

本日の値上がり銘柄(東証1部)の分布より

EV向けの新型電池や工場自動化、IoT関連銘柄が軒並み上位に登場しています。

(1)モリテック スチール(5986)+24.6%
「会社四季報」のコメント
特殊帯鋼の商社。電気自動車用のケーブル自動巻取り式充電スタンドの拡販にも注力。

(2)オリジン電気(6513)+24.2%
充放電兼用のリチウムイオン電池電源システムを手がける。

(3)安永(7271)+22.6%
従来のリチウムイオン電池の寿命を10倍以上に長持ちさせる独自技術を開発。

(4)三井ハイテック(6966)+21.2%
岐阜事業所に新工場を建設。九州工場と合わせてEV用モーターの「モーターコア」を増産。世界シェアの7割を保有。

(6)オハラ(5218)+8.14%
光学用ガラスで国内トップ。スマホカバーガラス用「ナノセラム」を後付けフィルムとして採用例が増加。次世代の車載用電池向け固体電解質の開発も進展。

この他にも、CーMOS用テスターのイノテック(9880)、EV向けの工場FA機器でオプテックスG(6914)、車載用カメラ、ミリ波レーダーが急拡大しているイリソ電子工業(6908)、などが一斉に急騰しています。

日本の産業界は急速に「第4次産業革命」仕様に工場を作り変えているのでしょうか。方向性が決まると日本は早いですね。現場の様子が浮かび上がってくるようです。

以上(スズカズ)