「短期調整もやむなし」とのムードは小型株から早くも払拭(スズカズ)

鈴木一之です。 先週のマーケットはTOPIXが早くも反発しました。10月の丸1か月をかけて、日経平均とともに連騰に次ぐ連騰、という状況だっただけに、まだ調整ムードにあってもおかしくはないのですが、上昇志向は強そうです。 加えて先週は、これまで休んでいた小型株が一斉に火を噴きました。ジャスダックが棒上げと言ってもよい状況となっています。東証1部では、中型株クラ … [Read more…]

インプライドボラテリティとは (魔術師 奥村)

先週からずっと、まだ出張中です。欧州の端、スペインのまた端であるジブラルタルは英国領なのですが、ここを渡るとアフリカです。青森から北海道に渡るような短い距離です。その渡った先はモロッコ。 物価は食事など全般でEU圏であるポルトガルあたりとそう変わらず、むしろ質がいまいちな分、割高に思えます。宗教(イスラム)の理由で豚肉はないし、レストランではお酒も出ない(こ … [Read more…]

業績を重視した個別銘柄の物色が続く(スズカズ)

【2017年11月19日(日)、先週の株式市場でも乱高下は続く】 鈴木一之です。寒くなりましたね。 11月第3週、株式市場はTOPIXが10週ぶりに下落しました。 その前の週まであっという間に上昇して、それがひとたび下落に転じると、ほぼ全てのセクターが一斉に下落しました。 そうは言っても、小型の好業績銘柄はセクターにとらわれず活発に買われています。 一例を挙 … [Read more…]

ごく短期的な中国の景気動向(スズカズ)

【2017年11月16日(木)】 中国の景気動向が気がかり 鈴木一之です。中国政府は、深刻化する一方の大気汚染対策として、北京で今後4か月間、大規模な建設工事は操業停止するそうです。 具体的には、11月15日から来年3月15日まで、建設工事は停止、それだけではなく溶工所など大規模な工場も同じように操業停止の対象になります。 現在の中国は、大都市の北京や上海で … [Read more…]

市場が示唆するもの (魔術師 奥村)

いま、欧州に来ていて、独立問題の渦中の場所を見にきています。 バルセロナでは市中あちこちで通行止めがあって、その先にはストライキをした市民のデモが起こっている、それを軍隊が見守っている、などというというニュースはガセネタではないか?と思えるほど平穏な感じではありますが、本日が平穏なだけかもしれません。   さて、ファイナンスの世界では,implie … [Read more…]

株式市場の9週連続での上昇、に思う(スズカズ)

【2017年11月5日(日)】 鈴木一之です。先週の株式市場も堅調な動きとなりました。 TOPIXは9週連続での上昇を達成し、いまだに快進撃は続いています。 ただ、さすがにここまでくると強弱感の対立が激しくなりました。先週の木曜日、誰もがびっくりした午前中の日経平均、23,000円の大台乗せの後、昼からは一転して株価が急落しました。 結果的にその日は▲45円 … [Read more…]

新しい段階へはいったのか (魔術師 奥村)

本日、日経平均は22937円という高い位置で終えました。 トランプ大統領が初来日、心配していた貿易摩擦をことさら拡張することもなく、二国間貿易の具体策に入ることもなく、満足して去っていった、その市場の評価もあったのでしょう。 ところで、本日の引け値は、戦後最高値とその後の最安値の丁度中間で、いわゆる半値戻しの地点に近い着地でした。 相場では、経験則が重視され … [Read more…]

本格的な「業績相場」が始まっている(スズカズ)

【2017年11月3日(金、祝)、歴史的な10月相場】 鈴木一之です。株式市場にとって「魔の10月」を無事に切り抜けたこと。今はこれが何よりの安堵感です。 この間、日経平均は史上初の16連騰を達成。 なんでも「16連騰」は、主要国の株式市場では世界新記録を樹立したのかもしれない、とうわさされているそうです。 10月の立合日数(営業日のこと)は21日間。この間 … [Read more…]

相場に乗る (魔術師 奥村)

相場、強いですね。 16連騰の後、10月25日にいったん途切れたものの、一気に22000円台に乗せ、下げらしい下げもなく、今に至っています。 ところで、 株価= = PER * EPS に分解できます。 EPSは一株当たりの利益です。株価が、EPSの何倍になっているかの尺度がPERです。 EPS、つまり、企業の儲けた利益が多くなれば、株価はあがります。上場企 … [Read more…]