何をするか、ではなく、何をしないか? (魔術師 奥村)

現代、モノをもたない生活をチョイスする人が増えてきているといいます。
モノに縛られずに生きるということでしょう。

モノを持たないと、ポータビリティが上がるし、キャッシュフローも上がりますね。

ポータビリティが上がると、レイアウト替えが手軽にできるし、引っ越しもわけなくできます。

キャッシュフローが上がると、金銭的自由度があがり、選択の幅が広がります。

結構なメリットがあるはずです。

何を持つ、のか、ではなく、何を持たないか、という発想でもあると思います。

この発想をトレードにおいて生かすのはどうでしょう。

つまり、

何をするか、ではなく、何をしないか。

何をしないか。

あるいは、

これだけはしない。

こうした事を決めておくのも、良い事に思えます。

たとえば、

トレードをする状況においての、しないこと、として、

(例えばですよ)、

電車待ち時間のような短い空き時間ではしない、

酒を飲みながらしない、

レバレッジを上げてしない、

根拠のない手法を信用しない、

といったような事はサッを思い浮かぶものです。

さらに、トレードにおいては、
何をするか、という手法が数多く存在していると思います。

いろいろなノウハウには、それぞれの特徴、特色があり、何をするかは秘伝のタレになっていることでしょう。

これこれ、こういうときは、この考えで

あれあれ、ああいうときは、あの方法で

数多くの秘伝のタレならぬ、手法や考えを、皆さんもお持ちでは、ないでしょうか?

それで、うまく行っていれば、何も変える必要はありません。

むしろ、変えてはいけないでしょう。

うまくいかないとき、別の方法を探すのも手ですが、

その方法に戻らないというのも手なのです。

動物的な学習ですね。

子供が、ストーブを触って熱いと感じ、その後二度と触らないようになるのと似ていますね。