市場の歪を目で見る (魔術師 奥村)

市場は、常に売りと買いの取引によって価格が付きます。 言い換えるならば、売りと買いという2つの立場の合意点で、価格が決まるということになります。 中学生の時に、需要供給曲線を学んだかと思いますが、需要=買い方、供給=売り方です. これを相場のことばで表すと、こうなります。           買い方は、できる … [Read more…]

今の相場を判断するために (魔術師 奥村)

昨年以来、世界経済は、米中貿易戦争に振り回されている感がありますね。 それを数字として、世界の中で確認してみましょう。 世界の経済成長率は、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し(2019年10月15日)によると、2019年は3.0%です。 7月の見通し値から、米中貿易戦争の影響や天災などによる下方修正が-0.2%ほど行われました. 過去の成長率を2000年 … [Read more…]

12月はクライマックス (魔術師 奥村)

「米中 経済(通商)戦争は、第一段階の合意としては、年内決着する」 株式市場では、(日本であれ、欧米であれ)こう想定して、相場が動いています。 これは、 1 景気、企業業績はいったん底まで下がったが、その後、金融緩和により、今後良くなるだろう。 2 米中貿易戦争が一段落すると経済も改善するだろう。 3 米国が12月15日に追加関税を発動すると警告しており、今 … [Read more…]

レパトリとは (魔術師 奥村)

前回は、FXの実需とスワップという考え方を紹介しました。 ここでは、レパトリという考え方をご紹介します。 レパトリとは、レパトリエーション(Repatriation だがレパトリで通じる)、の略です。 海外にある資金を本国に戻すことをいいます。たとえば、海外子会社の利益、海外資産を売却した際の資金を、戻す時に使われる言葉です。 レパトリも、実需で、大きく為替 … [Read more…]