日経平均リスクとリターンの検証 (魔術師 奥村)
今、手元に1950年9月7日から東証が算出を開始した東証一部修正平均株価のデータがあります。 実際には、1950年より前、1949年5月16日(–つまり、証券取引所が戦争後再開した日なのですが–)、に遡って東証が算出して発表しました。 これは、現在の日経平均株価、あるいは日経225と呼ぶ株価指数のことです。 その後、東証は、より相場の … [Read more…]
今、手元に1950年9月7日から東証が算出を開始した東証一部修正平均株価のデータがあります。 実際には、1950年より前、1949年5月16日(–つまり、証券取引所が戦争後再開した日なのですが–)、に遡って東証が算出して発表しました。 これは、現在の日経平均株価、あるいは日経225と呼ぶ株価指数のことです。 その後、東証は、より相場の … [Read more…]
今年1月に12.6であったNT倍率が12.15まで大きく下がっています。特に5月以降の下げは急でした。 NT倍率は、NK225 / TOPIXで、二つの指数を単純に割っただけのものですが、これが下がっているということは、分子であるNK225が分母のTOPIXより下がっていることになります。 5月以降、NK225が横ばいであったのに対してTOPIXは上昇を続け … [Read more…]
【2017年8月21日(月)東京:円高の進展を不安視する週明け】 日経平均:19,393.13(▲77.28、▲0.40%) 週明けの東京株式市場は一日を通して軟調な動きでした。 先週末のNY市場が一向に下げ止まりの気配を示していないため、これは仕方のないところです。 下落の目だったところでは、地銀、証券、生損保の金融セクター。それにテクノロジー株です。NY … [Read more…]
【2017年8月20日(日)東京:3週連続の下落はあるのか】 先週の東京株式市場、TOPIXは週間ベースで続落しました。「山の日」の3連休明け、北朝鮮リスクから始まって、米国のトランプ政権の政治リスクに至る軟調な地合いが週を通じて継続しました。 TOPIXは1600ポイント割れ、下落率は6月第1週(▲1.27%)以来となる▲1.23%の大きさに達しました。 … [Read more…]
【2017年8月16日(水)日本:4-6月GDPは年率4.0%の成長】 北朝鮮リスクにかき消されてしまった感がありますが、今週の月曜日、朝一番に日本の4-6月のGDP統計が発表されました。 それが年率4.0%もの高成長です。市場の事前予想は2.5~2.6%でしたので、とても無視できるような数字ではありません。 内訳は次の通りです。 民間消費:3.7% 設備投 … [Read more…]
【2017年8月14日(月)米国:先週の下げ幅をほぼ取り返す大幅高】 NYダウ:21,993.71(+135.39、+0.62%) Nasdaq:6,340.23(+83.68、+1.34%) S&P500:2,465.84(+24.52、+1.00%) 緊迫の週明け月曜日、米国の株式市場は3指数が一斉に上昇しました。 北朝鮮リスクは外交手段による解 … [Read more…]
こんにちは。 先週から、北朝鮮のミサイル問題で市場は揺れていますね。スズカズさんの投稿は参考になります。 ここでは、news報道とは別の角度から見てゆきましょう。 恐怖指数と呼ばれるS&P500指数オプション取引を対象としたVIX指数は10日に5ポイント上昇、同様の計算をNK225オプションで行っている日経Viも、4ポイントほど上昇し、緊張感が増しま … [Read more…]
【2017年8月14日(月)東京:4日続落】 日経平均:19,537.10(-192.64)(-0.98%) お盆休みの東京市場。都心部は人通りが絶え、閑散としています。 週明けの月曜日は寄り付き前から、果たしてどの辺まで下落するのかが問われた1日でした。 結果から述べれば、日経平均は4日続落。下げたことは下げましたが、下落幅も率もかなり限定されたものでした … [Read more…]
【2017年8月11日(金)米国の株価は反発】 日本が「山の日」なる新設された国民の祝日でお休みの金曜日。世界は北朝鮮問題の進展に釘づけとなっています。 核弾頭を積んでいる(かもしれない)ミサイルの脅威にさらされている韓国とグアムの緊張は限りなく高まっています。トランプ大統領は同盟国をがっちり守ると明言を繰り返しています。 韓国は▲1.69%と大きく下落しま … [Read more…]
【2017年8月10日(木)東京:3日続落】 日経平均:19,729.74(-8.97)(-0.05%) 東京株式市場、3連休前の週末は切り返せずに終わりました。 みずほフィナンシャルグループ(8411)の下放れが示すように、銀行・生損保・証券を中心に軟調な動きが強まっています。 NY市場の動向に敏感なところでは、信越化学(4063)、ダイキン工業(6367 … [Read more…]