金利の上昇がもたらす相場への影響(1) (魔術師 奥村)

今回は、米国が直面している「金利が上昇する」、という話題に触れてみます。 まず、レベリングを兼ねて、金利というのは、何かを考えます。 金利というのは、銀行からお金を借りた時の利息金額を、元金に対する割合で表したもので、年率換算レートで示します。 たとえば、金利1%であれば、100万円を銀行から借りた時、年間1%=1/100 、つまり、100万円の1/100で … [Read more…]

【TOPIXは1800ポイントを維持、世界経済は再び上向きへ】(スズカズ)

鈴木一之です。5月も後半戦に差しかかりました。 3月決算企業の決算説明が終わりました。それに伴って見られた個別銘柄の極端なまでの株価変動も一巡しつつあります。 日本経済新聞がまとめた今回の決算データを載せておきます。金融を除く全産業合計です。 <2018年3月期> 売上高:+7.9% 経常利益:+16.9% 純利益:+34.6% <2019年3月期(予)> … [Read more…]

ヘッジファンドとは (魔術師 奥村)

ヘッジファンドとは ヘッジファンド(hedge fund)という言葉があります。 米国に多く存在する、あの手この手で市場を混乱させて一儲けする、輩ものの集団のような、なんだか得体のしれないイメージがあるような気がします。 でも、実態は大半の人がよく知らないまま、イメージだけがぼんやりあると思います。表に出る機会が少ないですからね。 今回は、このヴェールを少し … [Read more…]

連休明け第1週は予想をはるかに超える上昇(スズカズ)

  鈴木一之です。GW明け最初の週は望外の上昇を記録しました。 大型連休とは関係ない海外市場も総じてしっかりしています。中核となるNYダウ工業株は週をまたいで7連騰を達成しております。 5月相場は、トランプ大統領がイランとの核合意をどのように処理するのか大きなカギとなっていましたが、合意破棄を決定したにもかかわらず、マーケットはほとんど反応しません … [Read more…]

エマージング市場に与えるドル高の影響 (魔術師 奥村)

4月中旬からGW明けまで、エーゲ海諸島に出張していました。国としてはトルコ、もしくはギリシア(エーゲ海に2500ある島の大半はギリシアが領有しています)になるのですが、トルコの滞在は初めてだったので、驚いたことがあります。 イスラム教国ですから共通のお約束、お酒は出ないレストランがあるとか、豚は食べないのでハムやソーセージは期待できない、とか、そういったこと … [Read more…]

【大型連休も終盤、いよいよ5月相場が本格スタート】(スズカズ)

<日経平均> 2018年5月4日(金)休場 2018年5月3日(木)休場 2018年5月2日(水)22,472.78(▲35.25) 2018年5月1日(火)22,508.03(+40.16) 2018年4月28日(月)休場 <NYダウ工業株30種> 2018年5月4日(金)24,262.51(+332.36) 2018年5月3日(木)23,930.15(+ … [Read more…]

sell in mayの正体 (魔術師 奥村)

今年も、あっという間に5月になりました。 例年、この時期は2017年度の決算発表だけではなく、2018年度、つまり、来年の3月決算の会社予想にも注目が集まりますね。 ところで、5月というと、セルインメイ、という言葉が有名です。 日本では、5月は株が下がる(だから5月は買うな、売っておけ)という意味で使うことが多いはずです。 そんな言い伝えは、いつごろから始ま … [Read more…]